共用部分の定期清掃ってどうしてますか?
今回は賃貸経営をしているオーナー様向けの内容です。
近年、賃貸経営は厳しい状況が続いています。
原因は、
人口が減少して、なおかつ世帯数が減少しているなか、アパート建築が止まらないからです。
少子高齢化による人口減、世帯数減については周知の事実です。
アパート建築が止まらない理由については
に詳しい解説がありますのでご覧ください(引用元:東洋経済オンライン)
少ない入居希望者を、数多くの物件が奪い合うという、賃貸オーナー様には大変厳しい状況です。
ライバル物件に勝つためには、いかに内覧時の印象を良くするか、そのためにはハウスクリーニングが大切になってきます。
厳しい賃貸経営のなかで、委託するハウスクリーニング業者選びに力を入れているオーナー様も多いのではないでしょうか。
しかし、委託する業者選びで、お部屋の中のハウスクリーニングばかりを気にしていませんか?
アパートやマンションのエントランス、階段や廊下などはハウスクリーニング業者に定期清掃を委託してますか?
それとも、委託せずに自分でやっていますか?
もしも、ハウスクリーニング業者に委託せず、自分でも共用部分の定期清掃をしていないのであれば、空室対策がきちんと出来ていない危険信号です。
空室が埋まらないのは、立地のせいでも家賃のせいでもなく、共用部分が原因かも?
次章で詳しく解説します。
共用部分の定期清掃をするべき理由とは?
あなたがもし入居を考えているとします。
いまは実際に物件に行かなくてもネットで物件の外観や室内の写真をたくさん見ることが出来ます。
自分でネットから情報収集をして、不動産会社で相談をして、ようやく自分の条件に合ったお部屋を探せたとします。
あとは、現地で内覧をするばかり。
『よほどイメージと違う何かがなければここにしようかな』という気持ちで期待しながらいざ現地へ到着。
すると、
期待していた物件は、階段や廊下に落ちている、虫の死骸や落ち葉、ゴミ等が散乱している状態です。
これでは、肝心のお部屋を内覧する前にイメージはガタ落ちです。
私は賃貸の仲介をしていた経験があります。
詳しいプロフィールは↓↓をクリック
案内した物件の共用部が汚くて『中は見ないでいいので、次の物件の案内お願いします』と言われたことは一度や二度ではありません。
ですから、共用部分の定期清掃の重要性は他のクリーニング業者よりも身に染みて実感しています。
入居者確保には、絶対に共用部分の定期清掃が必要です。
定期清掃をハウスクリーニング業者に委託するべき理由①
まずは、共用部分の定期清掃は空室対策に効果的だからです。
空室対策には2つの柱があります。
1つは、新規の入居者の確保
2つめは、既存入居者の退去を減らすこと
共用部分を定期清掃で綺麗に保つことで、内覧者にも好印象を与え、既存入居者の満足度も高めます。
反対に、共用部分が乱れていると住民のモラルが低下するなどの危険性が高まります。
ご存知の方も多いと思いますが、『窓割れ理論』というものがあります。
割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
- 建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
- ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
- 住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
- 凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。ウィキペディア『割れ窓理論』より引用
建物が汚れていたり、ゴミが散らかっていると
人は『少しなら自分もゴミをしてていいか』という心理になります。
そして少しずつ共用部分が乱れていきます。
ほうっておくと物件のスラム化が進み、モラル低下が住民同士のトラブルや家賃滞納などの問題を引き起こす可能性が高まります。(私が見てきたケースでも、実際に家賃滞納や住民トラブルの多い物件は共用部分が散らかっているケースが圧倒的に多かったです)
賃貸経営をしているオーナー様にとって良いことは何一つありません。
もちろん、新規の入居者や既存の入居者にとっても共用部分が汚れているメリットは何もありません。
かと言って忙しいオーナー様が自分で共用部分を定期的に清掃することは大変です。
ハウスクリーニング業者に定期清掃を委託することで、オーナー様は自分の貴重な時間を慣れない清掃に費やすことなく、新規入居者確保と既存入居者の退去を減らすことが可能です。
定期清掃をハウスクリーニング業者に委託するべき理由②
『管理費って何に使われているんですか?』
賃貸仲介をしていた時に、お客様からいただいた質問の中でトップ10には入っていたと思います。
分譲賃貸なら、分譲マンションですからたいていの物件は管理人さんがいて共用部分を定期的に清掃をしています。
しかし、賃貸物件はどうでしょう?
管理人さんを雇って定期的に共用部分の清掃を行っている物件はごくわずかではないでしょうか?
【管理人さんもいなくて、アパートやマンションの入り口やポスト周辺、階段や廊下にゴミが散乱している】
【虫が苦手なのに、部屋の前の廊下や階段に虫の死骸が落ちていて気持ち悪い】
【そもそも、管理費をちゃんと払ってるのに何でこんなに管理が行き届いていないの?】
こんな不満を抱えながら、自分だったら家賃とは別に毎月〇千円も管理費を払いたいですか?
定期清掃をハウスクリーニング業者に委託するだけで、このような不満が解消されて入居者様の満足を一気に向上することが可能です。
オーナー様自らが定期清掃を行うのではなく、ハウスクリーニング業者に委託していることでプロにお金を払って定期清掃をしているという安心感をアピールすることが可能です。
定期清掃をハウスクリーニング業者に委託するべき理由③
定期的に物件に訪問をすることで、空室対策の課題や問題点を発見できます。
定期清掃に伺うと入居者様とお会いすることも珍しくありません。
何度か定期清掃にお伺いしているうちに、
『実はキッチンの水道からポタポタ水漏れして』
『最近エアコンの効きがよくないのよ』
『上の階の住人が夜中騒いでいて困っているのよね』
などのお話を聞くことがあります。
大家さんや不動産管理会社にわざわざ電話して相談するのは面倒だけど、不満を抱えている
そういった今までオーナー様が把握できなかった問題が定期清掃から発見できるケースが多くあります。
クレームや不満としてオーナー様に届いていない、ちょっとした不満が入居者の退去につながります。
定期清掃によって、いままで届いていなかった問題点を把握できれば対策や改善が可能です。
何気なく定期清掃に来た人にポロっと話した不満とも愚痴とも取れる何気ない一言。
それによって、すぐに
『定期清掃の者から水道の調子が悪いと伺いました。ご都合の良い時に修理にお伺いします』
『上の階の住が夜中に騒いでいると伺いましたが、何か対策が出来るかもしれませんので少しお話を聞かせていただきませんか?』
とオーナー様や管理会社から連絡が入ったらどうでしょう?
【入居者を大事にしている】というオーナー様の気持ちがしっかり入居者へ伝わると思いませんか?
それが入居者満足につながり、見えないクレームや不満により既存入居者の退去を減らすことが可能となります。
なかなかオーナー様には直接言いにくいこともあるので、定期清掃はハウスクリーニング業者に委託するとこういった声を集めやすくなるメリットがあります。
不動産管理の経験を持つ宅建士に定期清掃を委託しませんか?
定期清掃は、オーナー様の大切な資産をお手入れすることです。
また、入居者の方とも接する機会もあります。
だからこそ、身元のしっかりした安心できるハウスクリーニング業者に委託したいものですよね。
クリーンクラスに委託していただければ、宅地建物取引士であり、NPO法人日本ハウスクリーニング協会認定ハウスクリーニング士の新井がお伺いさせていただきます。
賃貸仲介と管理業務の経験があるので、入居者様からの質問にも的確な対応が可能ですのでご安心ください。
月に1回から委託可能です。
対応エリアは埼玉県の川口市、蕨市、戸田市、さいたま市となります。
日常的な定期清掃であれば、料金は1回5,000円から委託可能です。
※※2018年12月20日追記※※
共用部の廊下や階段の洗浄も大好評です。参考記事はこちら→作業写真付きブログをチェックする
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物件の規模や清掃内容で料金は変動しますのでお見積りをさせていただきます。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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