こんにちは、埼玉県川口市の賃貸物件専門の清掃業者クリーンクラスです。
大家さん、管理会社さん、繁忙期の業者探しでこんな悩みを抱えた経験はありませんか?
ポイント
・いつも頼んでる業者さんが忙しくて仕事を頼めない
・いつもの業者さんと日程が合わなくて、退去後の原状回復に時間が掛かってしまった
・緊急対応してくれる業者さんを探したけど、なかなか仕事を引き受けて貰えなかった
賃貸物件の仲介・管理・清掃に携わって約10年の私が断言します。
実はこれ、2番手3番手の業者を育てておけば全部解決できちゃいます。
今回は、『繁忙期に業者が捕まらない悩みは、2番手3番手業者を育てて解決する方法』をお伝えします。
これを読めば、
業者探しで困らなくなるので、賃貸物件の機会損失を防ぐことが可能
になります。
メイン以外の業者と関係を作っておく
結論から言います。
メインの業者以外にも、いざという時に頼める2番手、3番手業者と関係を作っておくことがオススメ。
理由は3つ。
- 初回の取引きはお互いに負担が大きいから
- リスクを分散できるから
- 業者を比較できるから
順番に詳しく解説します。
初回の取引はどちらも不安
いつも頼んでいる業者さんと比較して、初めて頼む業者さんって少し不安じゃないですか?
「技術は大丈夫かな?」
「ぼったくられないかな?」
「悪徳業者じゃないかな?」
などなど、初めて頼む時は期待もあると思いますが不安もありますよね?
実はこれ、仕事を請ける業者側も不安なんです。
こんなこと書くと怒られそうで、書くのを迷ったのですが、いざという時に業者から断られた経験がある人の参考にして欲しいのであえてお伝えしますね。
業者からすれば、新規の問い合わせは本来とても嬉しいものです。
しかし、発注する側の大家さんや管理会社さん同様、仕事を請ける側も少なからず不安があることも多いです。
「ちゃんと支払いしてくれるかな?」
「神経質なお客さんで何度も理不尽なやり直しを要求されないかな?」 など。
つまり、初回の取引きはお互いのことを知らないので、お互いに不安を抱えてる状態といえます。
少し想像してみてください。
たとえば、次のAとBどちらの仕事を請けたいと思いますか?
繁忙期だけど、少しなら日程の調整ができそうという職人さんになったつもりで考えてみてください。
B.初めて問い合わせがあった大家さん(管理会社さん)。料金や内容について打ち合わせが必要。そのそも相手がどんな人かも分からない・・・。
きっとAを選びたくなりますよね。
繁忙期という書き入れ時。
新規の取引先は打ち合わせにもそれなりに時間も掛かりそう。
そして、万が一お互いに「思ってた感じと違う」「こんなはずじゃ無かった」となった場合のダメージはとても大きい。
そんなことを考えてAを選んだ人が多いことでしょう。
やり直しになる、別の業者を探す、支払いで揉める・・・。
これは、新規の取引だけでなく既存の仕事相手でも起こる可能性はあります。
しかし、初回の取引の場合はそのリスクは高いと感じる人は多いです。
発注側は繁忙期こそ、いつもの業者が捕まらない時に緊急対応してくれる業者を見つけたい。
一方の受注側は、繁忙期こそ取引実績のある仕事先からの仕事しかやりたくないと考えます。
繁忙期になかなか業者が捕まらないのは、単純に忙しいという理由以外に、取引実績が無いことが原因の1つかもしれません。
もちろん、例外もあります。 しかし、私は発注側と受注側、両方の経験があり自分の体験談や周囲の意見を聞いた上で書いています。
例外はあるにしろ、信憑性のある内容だと考えています。
繁忙期までに、取引実績のある業者を複数作っておくことは有効な手段。
たとえば、10の仕事があり今まではすべて1社に10の仕事を頼んでいた場合。
A社・・・8
B社・・・1
C社・・・1
といった割合で少しずつ、他の業者ともつながりを作っておくことをおすすめします。
ベストな割合はそれぞれの状況で変わってくると思いますので、上記は参考まで。
【リスク分散】1社に依存せず複数業者と関係を育てよう
信頼できる業者とはずっとお付き合いしたいですよね。
不満がないどころか大満足、こんな良い業者さんは他にいない。
そう感じてる人も多いでしょう。
しかし、万が一いつもの業者さんに何かあったら・・・。
考えたくないことですが、万が一の備えは必要です。
例えば、今は高校野球のシーズンですが、強いチームには共通する特徴がありますよね?
それは、レギュラーと控えの実力差が少ないこと。 いざという時のバックアップメンバーが充実している。
だからレギュラーは思いきってプレーできるし、監督も戦術に幅を持たせられます。
バックアップメンバーが信頼出来ると、レギュラーに無理をさせる必要もないので怪我のリスクも下がります。
すると、あそこの高校は選手を大切にしてくれると評判になり、有力な選手が集まります。
有力な選手が集まると戦力も充実するので、勝つことを目標としながらもレギュラー以外の控えを鍛え、育てていくことが出来ます。
机上の空論と言われそうですが、事実として強い組織に共通する考えです。
とはいえ、今まで頼んでいる業者の仕事を減らして他の業者に頼むのは気が引けますよね?
だから、極端にやる必要はありません。
そして、新しい業者を開拓する際にも、あまり沢山の仕事量は出せないかもしれないと事前に伝えておくと良いです。
仕事量が少なければやりたくないという業者がいれば、無理にお願いする必要もありません。
大切なのは、少ない仕事量でも「細く・長く付き合える」業者を見つけること。
そうすれば、万が一の時に全く知らない業者に頼むよりも「細くても、長く付き合いのある業者」の方が力になってくれる可能性は高いです。
普段の仕事量は少ない場合、単価を少し上げて普段から依頼しておくのも有効な手段のひとつ。
A 取引実績無し
B 普段から取引あるが、仕事量も少なく金額も安い
C 普段から取引があり、仕事量は少ないけど単価が高い
もちろん、根底には信頼関係が築けているのが前提の話。
そして、お金に関係なく対応してくれる業者さんもいます。
それを踏まえたうえで、業者探しで苦労しないための転ばぬ為の杖として準備は必要。
いざと言う時、Cの関係を築けていれば、急な依頼にも対応してもらえる可能性は高まります。
業者を比較するのも大切
1つの業者と長く付き合うのはとても良いことです。
ただし、長く付きあうことがマイナスに作用することがあるのもまた事実。
とある企業では、社員と取引先との癒着を防いだり、組織の活性化のために数年おきに転勤をさせるケースも多いと聞きます。
賛否両論あると思いますが、適度に新しい空気を入れることも大切ですよね。
業者との取引にも同じことが言えます。 1社に依存せずに、たまには他の業者に仕事を振ってみる。
すると思わぬ発見につながることも。 競争があるから、業界全体のレベルは上がります。
まったく競争のない世界なら、もっと良くしようとは誰も思わないからです。
発注側の立場を最大限活かして競争を煽り、料金やサービス内容を競わせろと言ってる訳ではありません。
たまには視野を広げて、違う業者にも少し仕事を回してみることで新しい関係性も出来て、発見もあるという一石二鳥の効果が期待出来ます。
うまくリスクに備えましょう。
閑散期の今こそ新しい業者を探す絶好のタイミング
先ほど言ったように、繁忙期に新規の業者を探すのは賢い選択とは言えません。
発注側も、業者側もお互いに時間的にゆとりがある閑散期こそ、新しい取引先を探す絶好のチャンスです。
時間があるので、事前の打ち合わせも余裕を持って行えます。
打ち合わせに時間を取れれば、思わぬミスマッチを防ぐことも出来ます。
初回の取引で感触が良ければ、繁忙期を迎えるまでにまた何回か発注して信頼関係を強化しておきましょう。
そうすることで、繁忙期までに頼れる業者を複数確保できている状態になっているので、柔軟な対応が可能になります。
まとめ
特に繁忙期は、退去した部屋はすぐに原状回復して募集したいですよね。
しかし、そう考えるのはどの大家さん、管理会社さんも同じ。
原状回復が遅れると入居者募集に与える影響は大きく、機会損失に直結します。
今回の記事では、そうならない為にはメインの業者以外に、2番手3番手業者を育ておくのがオススメという話をしました。
ポイント
・閑散期の今から準備して新規の業者と関係構築しておく
・メインの業者の仕事は極端に減らさない(メインの業者と関係悪化してしまったら本末転倒なので)
・2番手3番手の業者には、仕事量が少なくても繁忙期には力になって貰えるように普段から少し高めの単価で仕事を依頼しておくと良い
ぜひ、閑散期の今だからこそ新しい業者を見つけて少しずつ信頼関係を作っていくことをオススメします。
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